5.1 MATE+SLiMの設定

2018年4月24日

デスクトップ環境で使用するならX11は必須と言う事で、X11をインストールします。デスクトップのセッションマネージャは、比較的軽いGNOME後継のMATE(マテ)を、ディスプレイマネージャはSLiMを使用します。
(1)Xorgとフォントのインストール
 以下を pkg インストールします。日本語フォントはあちこちで紹介例の多い font-std,font-takao,font-vlgothic を選択しました。

(2)MATEとSLiMのインストール
 同じ様にMATEとSLiMを pkg インストールします。ついでに、SLiMのテーマファイルとSLiMの画面ハードコピーを取るときに必要となる ImageMagick を入れます。

(3)X11設定ファイルの作成
 コマンドプロンプトから以下を入力し、X11の起動時のコンフィグファイルを作成します。

 

 実行したユーザ(ex. root)のホームディレクトリに xorg.conf.new の設定ファイルが作成されます。このファイルをエディタで開き「Section “Module”」の部分にfreetypeのloadを追加します。

追加した xorg.conf.new を /usr/local/etc/X11 へ xorg.conf としてコピーします。

Xorg7.7 から? hald が使用されなくなったので、日本語キーボードの設定は、従来の /usr/local/etc/hal/fdi/policy/10-x11-input-kbd.fdi に設定しても認識されません。(日本語キーボード指定になって無くて??だったんですが、今頃わかりました。通常はデスクトップ環境で設定してしまうので気が付かなかった。)
The XKB Configuration Guide を参考に、/usr/local/etc/X11/xorg.conf.d に入力デバイスの設定を行います。(ファイル名は入力順制御だけですので、何でも良いです。)
○90-custom-kbd.conf (日本語キーボード設定)

○90-zap.conf ([ctrl]+[Alt]+[Backsp]でXサーバを落とす設定)

(4)ディスプレイドライバのインストール
 通常は、xorg.conf の作成でメジャーどころのディスプレイドライバは自動認識されされます。当方で使用しているnVidia のビデオカードはnVidia からドライバがダウンロードできますので、最新版を落としてきます。
NVIDIAドライバダウンロード から、使用している製品タイプとファミリーを選びます。オペレーティングシステムはFreeBSD x64(64bit amd64版の場合)かFreeBSD x86(32bit i386版の場合)を選択して「検索」。表示されたドライバをダウンロードし、/usr/local/src などに展開します。今回は 361.42 のドライバをダウンロードします。
 ダウンロードし、展開したディレクトリへ移動して、make install します。インストール後、nvidia-xconfig を実行して xorg.conf を変更します。

(5)必須デーモンの起動設定とXの起動テスト
 /etc/rc.conf に以下のデーモン起動を追加します。

 このあと一旦rebootして、nVidiaのドライバや必要なデーモンの起動を行います。
 コマンドラインから以下を入力し、X11が立ち上がる事を確認します。(twmとターミナルウィンドウが3枚立ち上がる)

(6)SLiM の起動設定と .xinitrc の作成
 /etc/rc.conf に以下を追加し、また、各ユーザ毎にホームディレクトリへ .xinitrc を作成します。

(7)SLiM テーマの変更
 SLiMのテーマファイルは、/usr/local/share/slim/themes に置かれています。せっかくですので、FreeBSD に見合ったテーマ(と言っても壁紙だけですが)に変更します。テーマ名は freebsd とします。

 /usr/local/etc/slim.conf の変更(ハードコピーの設定と current_theme の変更)

  /usr/local/etc/rc.d/slim start を入力してslimを起動するか、rebootすれば、X11が立ち上がりslimのログイン画面が表示されます。(なつかしいデーモン君です。アスペクト比を守らないでフルスキャンしてくれたので、ちょっとふとっちょになってます)
slim

・問題点・課題その他覚書
 (1)一般ユーザでのシャットダウン
  作成した一般ユーザでのMATEでのシャットダウンは、ユーザが wheel グループであれば特段ポリシーへの追加は不要?(MATEでシャットダウンのプルダウンメニューが表示され実行も出来る)
  ただし mate-panel がホームディレクトリへ core を吐いてお亡くなりになる。
 (2)nVidia ドライバの立ち上げ時に nvidia-modeset あたりでメモリダンプとなりリブートが掛かる場合がある。(発生条件不明)
 (3) SLiM のコマンド
   F11:画面のハードコピー取得(取得先は /slim.png 固定。ImageMagick が必要)
   F1  :起動セッションの切り替え。(/usr/local/share/xsessionsを確認)
   Username: halt   シャットダウン電源OFF
   Username: reboot    リブート
   Username: exit        slim 終了
   Username: condole  コンソール起動(xterm)

【参考にさせて頂いたサイト様】
   Xorg The XKB Configuration Guide
   nVidia 社
   ★FreeBSDで遊ぼう
   FreeBSDでXorgを使う
   SLiM – ArchWiki
   ギャラリー @ From:To:Cc:hosokawa


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Posted by null-a