QNAP TS-451+ で仮想マシンFreeBSD-11.2 の導入

FreeBSD, MyPC

 NAS TS-451+ がセットアップ出来たので、仮想マシンとして FreeBSD-11.2 を入れます。
セットアップ時のお話は「QNAP TS-451+ へのマイグレーション」を参照して下さい。

Virtualization Station の導入

 QTS の AppCenter から Virtualization Station パッケージをインストールします。
 2つある NIC のうち Adapter 2 を仮想スイッチ用とします。Adapter1 は本体の宅内LAN I/F として固定アドレスを割り当てています。Adapter2 にも IP アドレスを割り振っておきます。

 VM イメージとインストール用の iso イメージを置くディレクトリを作ります。今回は参考先と同様に /public/VM として作成しました。
 FreeBSD の iso イメージを取得し、/public/VM 下にコピーします。今回は、以前落としていた FreeBSD-11.2-RELEASE-amd64-dvd1.iso を使用しました。

 Virtualization Station のアイコンをクリックして起動すると稼働可能かチェックされ、仮想スイッチのみ作られておらず、すぐ作るか聞かれるので「はい」を答えて作成してもらいます。
 作成された仮想スイッチの状態は、【コントロールパネル】->【ネットワークと仮想スイッチ】から確認出来ます。仮想スイッチがアダプタ1に繋がって出来た場合は、下記の様に setting で変更出来ます。

Adapter1 に繋がっていたので2に変更した

VMの作成と設定

 Virtualization Station をクリックして開き、右上にある【+VMの作成】をクリックします。各項目を入力します。

(1)VM名:作成するVM名称。
(2)OSの種類:UNIX を選択。自動的に下のバージョンにFreeBSD 9.1が表示される。
(3)CPUコア、メモリ:お好みで。
(4)CDイメージ:「参照」を押して格納した iso イメージを指定する。
(5)HDD場所:「ファイルを選択して下さい」のチェックを確認し、その下に VM イメージの格納場所を指定する。VM名で指定した名称でディレクトリが作成されその中に格納される。
(6)HDDストレージ:VM に割り当てるディスク容量。お好みで。

 「VMの作成」画面をスクロールして

(7)その他:VMパスワード作成にチェックするとVM立ち上げ時に毎回指定したパスワードを聞かれる。私は個人使用で鬱陶しいのでチェックなしで。

 「OK」を押すとパスワード無しで作成するが良いかと聞かれるので「作成」を選択。Virtualization Station のウインドウ内に作成したVMが表示されます。

 このままでも動くことは動くのですが、I/O周りが遅い為、VirtIO ドライバを使用する様に設定変更します。またキーボードレイアウトも確認します。

 Virtualization Station の「VMリスト」から該当のVMをクリックし、「設定」をクリックします。表示された項目から「ストレージ」を選択。右の表示内容の「インタフェース」のプルダウンから「virtIO」を選択します。同様に「ネットワーク」も変更しておきます。

 次に「コンソール操作」から「キーボードレイアウト」が言語:Japanese になっている事を確認します(違う場合はプルダウンから選択します)。

 左メニューの「概要」をクリックしてVMの一覧画面に戻ります。

VMの起動と FreeBSD のインストール

 サムネイル表示部分[UNIX]をクリックするとブラウザが立ち上がります。仮想マシンのスタートを選択すると、いつもの FreeBSD インストール画面が表示されますので、通常どおりインストールします。今回インストールは、ディス形式:GPT、ファイルシステムは、AUTO(UFS)で行いました。

お馴染みのインストーラ画面

 CPU が非力ですし仮想マシンですので、X は入れずに CLI 主体で使用します。まあ、Xを入れても動かない事はないとは思いますが、外部公開しない内向きサーバとして使えれば十分なので、ssh 主体で使用予定です。

 インストールが終了したら、システムのアップデートと pkg、ports の最新化を行っておきます。

 なお「4.2 漢字コンソールの設定」の設定で、コンソールで漢字表示も可能です。

WEBコンソールとTeraTerm からの ssh 接続

システム負荷、その他

 現時点でのVMの負荷とシステム全体の負荷はこんな感じです。まだ殆どなにも動かしていないので、こんなものかと。メモリも意外と空きがあるのでとりあえずは8GBで正解だったようです。QTSでの使用可能メモリは 4GB の為、現時点でQTSでの使用率は50%強位です。

 ユーティリティディスクを入れろと表示されますが、Windows 用の為使用できません。このため、多分サスペンドすると復帰後の本体との時刻同期が行えないと思います。ブート時には ntpdate で強制同期させるようにしているので、サスペンドは使わず、シャットダウンしてしまった方が時間はかかりますが手間は無いかもしれません。

 起動してしまえば、WEBコンソールやVirtualization Stationのウインドウは閉じてしまって良いです。

【参考サイト(QNAP)】
Virtualization Station 3

FreeBSD, MyPC

Posted by null-a