TX1310M1 UEFI での FreeBSD 11.0 ブート

2017年7月6日FreeBSD, MyPC

 前々からウォッチしていて期末決算で安売り(と言っても最安時よりは高かったですが)になった NTT-X から富士通の PRIMERGY TX1310 M1 をポチりました。

TX1310M1

 スペックはCPU:Pentium G3420(3.2GHz)、メモリ:ECC 4GBx1、ディスク:シーゲート250GB、電源:250W(独自仕様)、LAN:Intel PRO/1000 2ポート。おまけのUSB KB と USB マウス付き。Wiki に載っていて安売りしていたキングストンのKVR16LE11S8/4のECC 4GBを追加して8Gでデュアルチャンネル構成にしました。
 これに、3年前に購入していた PT3 と余り物のWD RED 2TB を追加して、お家の安鯖3代目を構成します。

1.開梱とボード類の取り付け
 このサーバ全面的にツールフリーになっており、ネジやドライバが必要ありません。側面パネルは緑のレバーを引けばすぐ外れます。PCIeの拡張ボードもプラスチックの留め金を開け閉めするだけです。HDDの追加も防振ゴム付きのガイドレールを取り付け、ベイへ差し込むだけ。ケーブル類もベイまで配線済なので、HDDへコネクタを差し込むだけの簡単仕様です、

2.BIOS 設定
 電源を入れPF2を押下してBIOSモードセットアップに入ります。デフォルトでは。BIOSモードになっているので、UEFIモードへ変更します。また今回は、RAIDは使用しません(もったいないですが)のでディスクはAHCIモードへ変更します。
(1)AHCIモードへの変更
  Advanced メニュー -> SATA Configuration を選択して「AHCI」に設定します。
(2)UEFIモードへの変更
  Security メニュー -> Secure Boot Configuration が disabled になっている事を確認します。
  Boot メニュー -> CSM Configuration を disabled に変更してUEFIモードにします。
(3)save して再起動
  Save & Exit メニュー -> Save Changes and Exit して再起動します。

3.FreeBSD 11.0 インストール
(1)ubuntu と rEFInd インストール
 さあ、FreeBSD と行きたい所ですが、11.0 のインストーラは UEFI インストールをした場合、UEFI 側の NVRam へエントリの追加をしてくれない様で、インストールは出来ますが、HDD からの起動ができません。そこで、ubuntu の助けをかります.
 ここから Ubuntu 16.10 日本語 Remix をダウンロードさせて頂き、インストール&LIVE CD メディアを作成します。Linux にある efibootmgr が使用できればよいので、ubuntu でなくても良いです。LIVE CD のまま使用してもよいのですが、今回は、お勉強も兼ねて20G程度のパーティションを作りインストールしました。
 リブートし、PF12 を押すと先頭に ubuntu が登録されているので、選択し ubuntu をブートします。はじめから FireFox が使用できる!ので、rEFInd をダウンロードし、インストールスクリプトを実行してEFI パーティションへインストールします(これで先頭に rEFInd が登録されデフォルトでブートするようになります)。
 ubuntu 上で EFI 領域は、/boot/efi にマウントされているので、rEFInd の設定や UFS2 ドライバのコピーを行います。

(2)FreeBSD 11.0 インストール
 インストールメディアからUEFIブートして、インストールを行います。ディスク構成は GPT 、パーティションはスワップと UFS ルート(パーティションラベルはfbsd-sideA)のみとしました。
 インストールの最後に一旦 sh へ抜け、EFI パーティション(今回は/dev/ada0p1)をマウントし、以下の様に boot1.efi をコピーしておきます。

 インストーラに戻り、リブートすると rEFInd が起動可能OSを自動認識し、FreeBSD のアイコンが表示されます。正常に起動出来ることを確認します。
 因みにLAN I/F は縦置きして上下に並んでいる上のポートが igb0、下のポートが em0 になります。

(3)2面目のインストールと UFS ブートの設定
 もう一度インストールメディアからFreeBSDを起動して、2面目をインストールします。2面目は、UFS ルートパーティションのみ作成(パーティションラベルはfbsd-sideB)します。スワップは、1面目のスワップと共用にします。
 最終的なパーティション構成は、以下の様になりました。

UFS2.efi のコピーが終わってから refind.conf を以下の様に変更・追加します。

2面目(fbsd-sideB)を起動して、/etc/fstab へスワップの指定を追加しておきます。

(4)powerd の設定
 24H/365D 起動サーバなので負荷によりCPUクロックを増減させ
消費電力を低減させる powerd を導入しておきます。powerd の起動には、カーネルモジュールの /boot/kernel/cpufreq.ko をロードするか、カーネルオプションに「device   cpufreq」を追加した kernel が必要となりますが、デフォルトの GENERIC カーネルには既に設定済です。従って、下記の様に /etc/rc.conf へ追記し、すぐ起動することが出来ます。

 しかし、このサーバ静かで良いです。先代のHP ProLiant ML110G6 が爆音だったのが良くわかります。

【参考にさせて頂いたサイト様】
富士通 PRIMERGY TX1310 M1 Wiki
FUJITSU Server PRIMERGY TX1310 M1
Ubuntu Japanese Team: Homepage


 

FreeBSD, MyPC

Posted by null-a