FreeBSD-11.2 とアプリアップメモ

FreeBSD

 FreeBSD も 12.0 が RC1 リリースと現状のスケジュールどおり12月中旬位にはリリースされそうですが、お家サーバはあいかわらす、古い11.1でサポート切れ後2ヶ月、やっと重い腰を上げてアップデートすることにしました。いきなり12.0はチョットという事で、11.2 を入れてついでに各アプリも更新しました。

1.FreeBSD 11.2

 このサーバーは FreeBSD のパーティションが2つ切ってあり(/dev/ada0p5:SideAと/dev/ada0p6:SideB)現在はSideBで 11.1 が動いています(SideA には 11.0 が入っています)。今回はSideAへ11.2を上書きインストールします。
 ファイルシステムは、相変わらず UFS2 を使用します。

 但し、中身が入っていると[Modify]で/マウントしても上書きしてくれないので、事前、あるいはインストール時のシェルから

などとして、クリアしておきます。昔の sysinstall ならディスク割当時に newfs を指示出来たのですが、bsdinstall でのやり方が未だにわかりません。
 後は、SideB と増設ディスクのマウントポイントを指定して、通常のインストールを行います。インストール終了後、一旦シェルに抜けて rEFind で使用するアイコンイメージを /boot へコピーしておきます。
 (rEFind やパティション設定については「TX1310M1 UEFI での FreeBSD 11.0 ブート」を参照下さい。)

 リブートして 11.2 を立ち上げた後は、freebsd-update で追いつき、ports展開してホームディレクリ内のファイルの引っ越し、pkg インストール、各種設定ファイルの反映と問題なく終了しました。
 GENERIC カーネルは一応バックアップを採っておきます。
 不要なドライバを取り除いたカスタムカーネルにするため、カーネルビルドを行い併せて PT3 ドライバも再作成します。

2.主要アプリのバージョンアップ

(1)MariaDB 10.3
 11.1 までは MySQL 5.7.x を使用していましたが、今回は MariaDB 10.3.10_1 に移行しました。設定サンプルが添付されなくなり、ググって以下の様に作成しました。

 epgrecUNA 対応の為、作成するテーブル名称は全て小文字としました。
 必要となる DB、ユーザ、アクセス権を作成してから MySQL の DB を mysqldump –set-gtid-purged=OFF でバックアップした物を MariaDB へリストアします。

 MariaDB 10.3 は MySQL 5.7 と互換との事で、データ移行も無事終了しました。

(2)PHP 7.2
 PHP のアップデートはあまりやりたくないのですが、WordPress の推奨バージョンなので、7.1.x から 7.2.10 へアップしました。プロダクション用 php.ini をちょこっと直し問題なく起動しました。
 WordPress 自体は別HDDにインストールしている為、最新にアップデート済です。

(3)Luxeritas
 本ブログの要、 Luxeritas は v2 系から v3.3.6 へアップしました。子テーマも v3.0 に変わるため、ファイルを上書きしてから子テーマへ変更分を取り込みます。

 PHP のバージョンアップに伴ってか、新規投稿作成時に luxeritas/inc/post-meta-boxes.php でノーティスが出ますが、とりあえず見なかった事にして非表示へ変更。成長の速いソフトなので、そのうち作者様が直してくれるでしょう。新規機能はこれから勉強です。
 WordPress Ping Optimizer でもワーニングが出ますがこちらはとりあえずプラグイン無効化で対応しました。

(4)epgrecUNA
 DB を再作成し、epgrec/settings/config.xml を削除し初期設定から行いました。epgrec/install/step1~5.php でワーニングが出ますが、セットアップ、epg 受信、録画、キーワード登録での問題は無いようです。
 追加で入れた PHP 関数は、「4.11 EPG録画予約 epgrec-UNA の設定」を参照下さい。

(5)メール系
 Postfix は 3.3.1_1,1、Dovecot は 2.3.2.1_1 へアップ。Dovecot は example-config 下の設定サンプルを上位ディレクトリへ全てコピーし、以前の設定を反映します。TSL の使用で、DH鍵ファイルが必要になった為、以下の様に作成し設置しました。

 また、conf.d/10-ssl.conf は、Let’sEncrpyt 証明書の設定の他に DH 鍵の設定(ssl_dh)とSSLプロトコルの設定(ssl_min_protocol)を行います。

 Postfix は、設定反映で動作しました。SSL の関連で、smtps 接続するとユーザ認証通るにも関わらす、

warning: SASL authentication failure: no user in db

 が出力されておりました。どうも pkg から入れた cyrus-sasl2 が  Berkeley DB 1.85 を使用しているのが問題の様で、ports から make config で [BDB] を使用する様に変更し再度インストールしました。これで、10年以上出続けた(オイオイ)ワーニングともおさらばしました。

(6)メディアサーバ系
 MiniDLNA が上手く動いているし、NAS の NFS マウントしているファイルの変更も反映出来る様になったので、今回から Mediatomb から MiniDLNA へ完全移行しました。MiniDLNA については「4.10.2 miniDLNA の設定」を参照下さい。

(7)その他
 gcc は v7 系をインストール。apache は 2.4.35、bind はロングサポートの 9.11.4P2 とリビジョンアップのみなので、設定反映だけでした。

FreeBSD

Posted by null-a